トランプ米政権による無法なイラン攻撃を糾弾し、即時中止を求める
2026年3月1日 日本宗教者平和協議会 事務局長 森 修覚
トランプ米政権とイスラエルは2月28日、イランに対する大規模な攻撃を開始した。これは国連憲章と国際法を乱暴に蹂躙する無法な先制攻撃であり、断固糾弾する。
許せないのは、トランプ米大統領が、イラン政権を「巨大なテロ組織」と決めつけ、「大規模かつ継続的な作戦」を実施する、「イランの海軍を壊滅させる」と宣言し、イラン国民に対して「自分たちの政府を乗っ取れ」として、体制転覆を公然と呼びかけていることである。
トランプ米政権がイスラエルとともに、イランの体制転覆を目的として、「大規模かつ継続的」な攻撃を行なうならば、中東と世界の平和と安定に深刻な打撃をもたらすことは必至である。
日本宗教者平和協議会は、トランプ米政権に対し、人間のいのちの尊厳を無視し、主権国家侵略の攻撃を直ちに中止し、交渉による解決に立ち戻るよう強く要求する。
米トランプ政権がベネズエラへの大規模な軍事攻撃に踏み切り、マドゥロ大統領と妻を拘束し、米国へ連行した。
これは明白な国際法違反である。いかなる理由であれ、主権国家に対して軍事攻撃を行い指導者を拘束・連行する権利はどの国にも与えられていない。国連憲章と国際法を乱暴に踏みにじる侵略であり、この暴挙を強く非難するとともに、無法行為を直ちにやめることを強く求める。
2026年被災72年3・1ビキニデー
墓参行進・久保山愛吉墓前祭を開催
「原水爆の犠牲者は私を最後にしてほしい」(久保山愛吉)「地球上から一発残らず核兵器をなくして下さい」(久保山すゞ)…毎年3月1日の墓前祭を継続して62年、ビキニ被災からは72年の歳月が経過する本年、春らしい天気の中、「久保山愛吉墓前祭」が焼津弘徳院で行われました。
墓参行進、墓前祭に1000人が参加
焼津駅から弘徳院までの「久保山愛吉氏献花墓参行進」が行われました。1000人が参加しました。
弘徳院境内にて墓前祭
出口玲子常任理事の進行で10時開式。
第1部追悼法要で船水牧夫代表理事が主催者挨拶。
「ビキニ水爆被災72年、2026年3・1久保山愛吉さんの墓前祭を開式いたします。
怒りを込め「昨夜、アメリカのトランプ政権は国連憲章・国際法を無視してイランへの大規模攻撃を開始しました。断じて許すことはできません。高市政権はアメリカの蛮行を非難しておりません」と述べ。「このような緊迫した国際情勢を前にして核兵器廃絶・世界平和、憲法改悪反対の声を一層、大きくして行かなくてはなりません」「弘徳院、多くの市民、団体の方々に感謝と連帯の誠を表します」と感謝・開催の意義を述べました。
34世弘徳院・住職の松永善行師の読経と法話。参加者1000名が久保山愛吉さんの遺影の前と墓碑前にて合掌・焼香、赤いバラの献花をしました。
第五福竜丸平和協会・顧問の山本義彦理事があいさつ述べました。
焼津市長・広島市長・長崎市長のメッセージが寄せられました。
誓いの集い…各団体から
第2部の「誓いの言葉」では、日本原水爆被害者団体協議会事務局長・濱住治郎様、原水爆禁止世界大会実行委員会共同代表・野口邦和様、全国労働組合総連合副議長・石川敏明様、新日本婦人の会中央本部事務局長・弓ヶ浜直子様、宗教者・日蓮宗・小野恭敬様、日本共産党中央委員会・幹部会委員・前衆議院議員・本村伸子様、日本民主青年同盟中央委員会・静岡県委員長橋爪春人様、3・1ビキニデー静岡県実行委員会・日本科学者会議静岡支部 ・石井潔様が誓いを述べました。
終わりに、長田譲日本宗平協代表理事が閉会挨拶を述べ墓前祭を終了しました。
被災72年3・1ビキニデー 宗教者平和交流集会開催
2月28日3・1ビキニデ―の前日「宗教者運動交流集会」が焼津市内で開催されました。
今回のテーマは「墓前祭の意義と今日的課題」について、小野和典師(法讃寺前住職)、成瀬實氏(3・1ビキニデー静岡県実行委員会代表)、粕谷たか子さん(元高校教師)の3名から報告を受けました。 会の司会進行を森修覚事務局長、開会あいさつを船水牧夫代表理事、岡田隆法師が集会アピール提案、採択、閉会のあいさつを静岡の芳賀直哉さんが行いました。
小野さんは、墓前祭の歴史、取り組みなど歴史的な自作のパネルを紹介しながら継続と若手へつなごうと訴えました。
成瀬さんは、久保山愛吉さん亡くった後の久保山家の苦しみ、悩み、闘いなど直接家族から聞いた話の紹介。つらかった家族思いを身にしました。
弘徳院にあるお墓は、「建立は久保山すずさん、昭和31年3月建立、添供、静岡県知事・斎藤壽夫、焼津市長・斎藤十五郎」、とお墓の裏に刻んでありますと紹介。
粕谷さんは高校生平和ゼミナールの活動を紹介。朗読劇、「愛吉すずのバラ」が高校生の手によって全国に広がっていると、「聞き手が話し手に」に成長していると高校生の素敵な話でした。
4月の国連NPT不拡散検討会議に参加決意
小野恭敬師が4月のニューヨーク行動を紹介し、宗教者として行進、国連会議参加、費用は抑えて飛行機、宿泊するので日本代表団の一人65万円より低く努力して行きます。私のほか、森修覚師、冨田成美氏他学生2人の参加予定。カンパのお願いの訴えがありました。

